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患者と看護師

自然災害・不測の事態に備えるための重要ポイント
​※高齢者向けのご案内

高齢者は体力の低下や持病などの影響で、災害時により多くのリスクを抱えています。そのため、日頃からの備えが特に大切です。以下の5つのポイントを押さえて、安全に備えましょう。

01

事前に「避難計画」を立てる

📌 避難所に行く場合、「どこに、どのように避難するか」事前に決めておく ことが大切です。

 ● 最寄りの避難所を確認する(できれば徒歩圏内が理想)

 ● 避難所までのルートを実際に歩いてみる(道が狭い・階段が多い場合は別のルートも考える)

 

 ● 一人での避難が難しい場合、自治会や近隣、家族と協力体制を作る

 

 ● 避難時に持ち出す荷物(防災バッグ)を準備する

💡 ワンポイントアドバイス!
 

 ✅ 福祉避難所(高齢者向けの避難施設)も確認しておくと安心!
 

 ✅ 市役所や自治体の「要配慮者支援制度」に登録しておくと、災害時に支援を受けやすい!

02

1週間分の「備蓄」を用意する

📌 最低3日分、できれば1週間分の食料・水を準備する

 

 ● 水は1日1人あたり2~3リットルが目安(飲料用+調理用)

 

 ● 常温保存できる食品を用意(レトルト・缶詰・フリーズドライ食品など)

 

 ● 嚥下(えんげ)困難な方は「やわらか食」「とろみ剤」も備えておく

 

 ● 持病がある方は「常備薬」や「お薬手帳」も必ず準備!

 

 ● カセットコンロとボンベもあると温かい食事が取れる

💡 ワンポイントアドバイス!
 

 ✅ 消費期限が近づいたら普段の食事で使い、定期的に入れ替えを!(ローリングストック法)
 

 ✅ お茶やスポーツドリンクも備蓄すると、脱水予防になる!

03

停電・断水時に役立つ「生活用品」を準備

📌 ライフラインが止まっても生活できるように備える

 ● 懐中電灯&電池(停電時の明かり確保)

 

 ● 手回し充電ラジオ(情報収集用)

 

 ● モバイルバッテリー(スマホの充電用)

 

 ● 簡易トイレ・大判のウェットティッシュ(断水時の衛生対策)

 

 ● 防寒対策グッズ(カイロ・毛布・アルミシート)(冬場の寒さ対策)

💡 ワンポイントアドバイス!
 

 ✅ 懐中電灯は「首からかけられるタイプ」だと両手が使えて便利!
 

 ✅ 持ち運びができる「ソーラーライト」や「手回し発電機」もあると安心!

04

家の安全対策を強化する

📌 家具の転倒やガラスの飛散を防ぐことが重要!

 

 ● タンスや本棚は「L字金具」や「突っ張り棒」で固定

 

 ● テレビや電子レンジも転倒防止シートを使う

 

 ● ガラス窓には「飛散防止フィルム」を貼る(地震時のけが防止)

 

 ● 玄関や廊下に非常用ライトを設置(停電時に役立つ)

 

💡 ワンポイントアドバイス!
 

 ✅ ベッドの周りに「落ちてきそうなもの」を置かない!
 

 ✅ 寝室の近くに「靴」や「スリッパ」を置いておくと、割れたガラスの上を歩くときに安全!

05

「連絡手段」を確保しておく

📌 家族や知人とスムーズに連絡を取るための準備をする

 

 ● スマホの充電を常に確認し、モバイルバッテリーを用意

 

 ● 「災害用伝言ダイヤル(171)」の使い方を練習する

 

 ● スマホの「緊急速報」をONにしておく

 

 ● 近所の人と「助け合いの約束」をしておく(連絡先交換など)

 

💡 ワンポイントアドバイス!
 

 ✅ 停電時のために「紙の電話帳」を作っておくと安心!
 

 ✅ 「00000JAPAN(災害用Wi-Fi)」を知っておくと、ネットが使えなくても公衆Wi-Fiで連絡が取れる!

まとめ

🏡 高齢者が災害に備えるために大切な5つのポイント!

 

 1️⃣ 避難計画を立てる(避難ルート・避難所を確認)
 

 2️⃣ 1週間分の備蓄を用意(食料・水・常備薬を確保)
 

 3️⃣ 停電・断水対策の生活用品を準備(懐中電灯・簡易トイレなど)
 

 4️⃣ 家の安全対策を強化(家具の転倒防止・飛散防止フィルム)
 

 5️⃣ 連絡手段を確保する(171・公衆Wi-Fi・モバイルバッテリー)

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